今回も前回に引き続き、生産性についてのレポートをお送り致します。

まず、生産性を高めるための観点は2つあります。

ひとつは組織
ひとつは個人です。

さらに、組織の中で2つに分かれます。

ひとつは仕組
ひとつはインフラです。

仕組とは、業務に関わるフローやルール、不文律なども含めたもので、インフラとはその仕組を最適運用するためのツールです。

ここの磨き込みは、各社ともに近年の働き方改革に紐づく旧来からの仕組の見直しや、HRテックの急成長などで、かなり整備が進んでいると思いますが、組織の風土や空気感などは如何でしょうか?

一方で、個人の生産性要因とは何なのでしょうか?

様々な要因が考えられると思いますが、弊社が考えるのは以下の2つです。
・一貫性
・モチベーション

一貫性を生み出すのは、その人が何のために働いていのか?という、いわば仕事の目的であり、自分の中に持ち合わせる仕事においての柱です。旅人に例えるなら、「とにかく西に向かって進むんだ!」という人と、「いつまでに大阪のどこどこまで行くんだ」と決めている人であれば、プロセスにおける一貫性に違いが出るのは当然で在ると共に、その進捗差は明確になります。

それと、モチベーション。

モチベーションに影響を与えるものも多数ありますが、大きく分けると3つです。
・生理的要因
・報酬要因
・内発要因
豊かな国である日本において、生理的要因をモチベーションにしている人は最も少数派でしょう。
※生理的要因とは人が生存するために必要(衣食住など)なものを得るためのこと。
では、報酬要因は如何でしょうか?
報酬と言ってもお金だけではありません。
昇進や表彰、福利厚生やインセンティブなどの他に、罰則や叱責などもこれにあたります。
いわゆる、信賞必罰によるモチベーションマネジメントです。
内発要因とは、個々人が持つ価値観や信念に基づくものであり、本人が心から楽しいと思える事です。
やらされている仕事ではなく、やりたいからやっている仕事と言えるでしょう。

生活のためにキャッシュを得る事だけではなく、そこに意志や意義を持っていて、減点されないための仕事ではなく、加点を目指している状態です。

話しが矛盾しますが、意志や意義が無くても、直観的に楽しめているのであればそれもOKなのです。
直観も掘り下げる事で、具体的な何かが見えてきます。

そして、イノベーションの源泉も一貫性とモチベーションにあるのではないかと思います。
目的や意義を持ち、一貫性があるからこそ、進む道に負の側面がある事に気付く事が出来ます。
目的や意義が無い人は、負の側面に気付きません。
例えば、マイホームを購入しようと思った瞬間から、今まで通勤で毎日行き来していた道に、建売住宅やマンションの看板が多くある事に気付いたりします。今までは見えなかったのに・・

人は見たいものしか見ないし、必要ない情報は入ってこないように出来ているのです。
そして、負の側面が見えるからこそ、そこに乗り越えようという思考や創造性が発揮されます。
これは、もう少し分かり易い言葉に直すと、当事者意識や主体性となります。

では、どうしたら働く人の目的や意義にアプローチ出来るのでしょうか?

それは、地道な対話の中から見出す事が出来ます。
本人に訊けば出てくるものではないのです。
対話と内観を重ねることで、ようやく見つけ出す事が出来ます。
簡単ではありませんが、事業が今後も継続するのであれば、いずれ向き合うべき事なのです。

もう、経済成長著しい時代はとっくに終わってます。
成長期は、報酬要因ドリブンな組織マネジメントが正解でした。
同一性、長時間、ルーティン、大量生産、大量供給の時代です。

今は成熟期です。加えて、AI、IoTの進化で不確実で不透明な正解のない時代です。
多様性、短時間、イノベーティブ、臨機応変、多品種の時代なのです。
そんな時代だからこそ、個人のユニークネスにフォーカスし、それをマネタイズするマネジメントが求められるのではないでしょうか。

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個人のユニークネスにフォーカスした、コーチングプログラム
◆内発的動機を引き出し、組織パフォーマンスを最大化するメソッド
1on1プログラム(働き方・企業コーチング)
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