唐突ですが、弊社のミッションは「出る杭を育てる」です。
ところで、「出る杭は打たれる」ってどんな意味なの?
杭を地面に打ちこんで並べる時に、高すぎる杭はハンマーなどでたたいて他と揃えます。
このような光景のイメージから、才覚をあらわし明らかに異彩を放ったり、場の空気を読まずに自己主張したりする者が叩かれることを表現した“たとえ”です。
ちなみに、このような“たとえ”があるのは日本だけのようです。
その背景には、目立たず慎ましい姿勢を美徳とする、閉鎖的な日本社会の伝統的な価値観があったといえるでしょう。
現在でも、こうした風潮が根強く残っていることは否めません。
それを裏付けるように、ひと昔前までは、会社は同質や順応を要求し、働く側も余計なことは言わない、他者と異なる行動は控える、といった傾向があちらこちらで見られていました。
しかし幸いにも、近年のビジネスにおける潮流は変わってきています。
会社や上司は、部下が自分で考え行動し主体性を発揮することを期待しています。
つまり、会社や上司から与えられた仕事だけをするのではなく、プラスアルファの価値や成果を生み出してほしいとの想いがあり、その背景には、働き手の価値観が多様化すると共に、顧客ニーズの変化が目まぐるしくなったことがあげられます。
このようなことから、最近は「出る杭」が求められるようになってきたと言っても、あながち間違いではないと言えるのではないでしょうか?
一方で、「じゃあ」ということで、率直な意見やアイデアを発信したとしても、
「それは無理でしょ!」
などと一蹴されることも相変わらずあるようで、言っていることとやっていることに矛盾が生じているケースも散見されます。
これでは、主体性が発揮されることなんてないですよね。
自分らしく考えて、自分らしく言いたいことを発信し、実現したいことに向けて行動を起こす。
かと言って、単なる自己主張や、論拠のない発言をいくら発信したところで、それも違う。
良い意味で“出る杭”になるにはいくつかの要素を伴わなくてはなりません。
大雑把に言うと・・
出る杭になる側の心理的ハードルを下げる。
出る杭を育てる側が環境を作る。
両者に共通するぶれない想いがある。
です。
8月の無料セミナーでは、この辺りについてほんの少しだけ深めたいと思います。
ご興味ご関心があれば、どうぞお気軽にご参加ください。
■セミナー概要
日程:8月29日(火)
時間:16時~17時10分
場所:Zoom
お申込みについては、以下をご参照ください。
■弊社HP
http://changeplus.co.jp/2023eq/
■日本の人事部
https://jinjibu.jp/seminar/detl/112173/
■Peatix
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