緊急事態宣言が解除され、afterコロナに向けて、始動されている会社も少なくはないのではないでしょうか。
しかし、緊急事態宣言が解除されたからと言って、beforeコロナと同じように活動するのは難しいでしょう。
まさに、これからはwithコロナ。
私ども研修業界も、集合型一択ではなくオンライン研修や通信講座、eラーニングなど、お客様の課題解決に合わせた、ソリューションを用意すると共に、リアル研修と遜色ない質に仕上げ、いや、むしろオンラインだからこその良さを活かし、受講者の成長を促進して行かなければなりません。
弊社では、コロナ以前からBtoCコンテンツとしてオンラインでのワークショップを実施していましたが、4月からはBtoBでもオンラインでの研修機会が増えて参りました。
それらを踏まえた、オンライン研修のメリット、デメリットについて簡単にまとめました。
◆オンライン研修のデメリット
・コミュニケーションが難しい
オンラインでは、画面越しに表情は確認できるものの、それ以外の非言語領域を確認するのは困難です。
ただし、この部分は研修冒頭で「オンラインのコミュニケーションを意識する」などの、グランドルールを設定する事で、引き上げる事は可能です。
・グループワークが限定される
グループでのディスカッションや、ペアでのロープレなどは問題なく行えますが、カードや小物をを用いたワークなどは難しいです。
・通信状況によって、音声や画像が乱れる事がある
多くは受講者側の環境に原因があることが多いですが、いずれにしてもウェブ上で実施する以上は、通信リスクは少なからず発生する可能性があります。
・雑談がしにくい
ここで言う雑談とは、講義中に密かに交わされる雑談ではなく、開始前や休憩中などに交わされる雑談です。雑談などによる休憩中の息抜きも、集中力を持続させる上では必要な要素なのです。
◆オンライン研修のメリット
・質問が出やすい
チャット機能を活用する事で、受講者からの質問が出やすくなります。
・理解度の確認が容易
リアルで、個別全員にアウトプットしてもらうのは時間的ハードルがありますが、オンラインでは先述したチャット機能を使用する事で容易に確認する事が可能です。
・グループの組み換えが容易
リアルだと終日同じ顔ぶれというのはよくある事ですが、オンラインではワーク都度顔ぶれを変えることが可能です。同じ顔ぶれで継続する良さもありますが、異なる他者の意見をより多く吸収する事によっての気付きや学びも、研修ならではの効果でしょう。
・個々の様子が確認しやすい
オンラインでは、画面の切り替えが容易に出来るので、フォーカスしたい受講者の様子を重点的に確認する事が可能です。
以上、とりとめもなく並べたてましたが、今後オンラインかリアルかを検討される時の参考にして頂ければ幸いです。
では、引き続きよろしくお願い致します。
◆オンライン研修のご相談はこちらから。
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