EQリーダーシップ開発
理屈や理論だけではない、メンバーの感情にアプローチするためのリーダーシップ開発
「このリーダーと一緒に仕事がしたい!」
そんなリーダーシップ開発をこのプログラムでは目指します。
その土台となるのがEQ(Emotional Intelligence Quotient:以下EQ)です。
EQとは「目指すべき成果を生むために、自己や他者の感情を認識し、それを管理して、最適な意思決定や行動へと結びつけること」です。
EQの四領域と関連コンピテンシー
◆自己認識
- 感情の認知
- 自身の強みと限界点
- 存在意義
◆自己管理
- 感情のコントロール
- 柔軟性
- モチベーション
◆社会的コンピテンシー
- 関心と共感
- 相手目線
- 利他的
◆人間関係の管理
- 影響力
- 協調・協業
- 変革促進
- 紛争処理
2017年のダボス会議で発表された「2020年にビジネスパーソンに求められるスキルTOP10」の中でも、EQは第6位にランクされました。
一方で、Six Seconds(米コンサルティング会社)による160の国や地域で、20万人を超えるデータでは、日本のEQスコアはなんと最下位という結果になってます。
さらに、上図の〇の大きさはWHOの健康関連データから導いたwell‐beingのスコアで、〇が小さいほど、well‐beingの度合いが低いということになり、こちらのスコアも日本は中央値を下まわっている事が伺えます。
つまり、多くの日本のビジネスパーソンが何かしらのメンタル的な不具合を抱えており、仕事でのミッション遂行や、他者との関りに置いても自分が本来持っている強みを発揮出来ていないのです。
その鬱憤を晴らす場所が仕事終わりの居酒屋なのかもしれません。
会社では異なる自分を演じている
なぜか会社では、本当の自分を出してはいけない危険な雰囲気があります。
その危険な雰囲気を醸成しているのが、まさにリーダーなのです。
- プロセスを見ずに結果だけにフォーカスする
- 行動にしか目を向けず、感情は置き去り
- 自己評価と保身へのプライオリティが高く、そこが侵されそうな時は感情を制御出来ない
- メンバーに関心も興味もないのに、チームとして一体感を出そうとする=業績
そのような環境で、メンバーたちは本来持っているパフォーマンスが発揮出来るはずがありません。
しっかりとした仕組があって、その枠の中で人が標準行動をしていればどんどん業績が良くなって行った時代はもはや終わりました。
人が本当に動き出すのは、仕組みではなくその人の心が動いた時だけです。
私たちが目指すリーダーシップは、仕組を土台とした部下を管理するだけのリーダーではなく、EQを土台とした部下を導けるリーダーシップです。
ロードマップ
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